IEC 61850-90-5 R-GOOSE / R-SV
Xelas Energyは、R-GOOSEおよびR-SVプロトコルを提供いたします。
Xelas Energy製品群は、イーサネット上で直接送信されるGOOSEおよびSVメッセージを完全サポートしています。 これにはスピード面での利点がある一方で、メッセージのルーティングスコープは変電所のローカルネットワークに限定されてしまいます。
この問題を解決するために、IEC 61850-90-5では、Routable GOOSEとRoutable Sampled Values(R-GOOSEとR-SV)という概念を導入しました。これらにより、通常のGOOSEやSVと同じペイロードデータを持つメッセージをUDP/IP上で送信することができます。
R-GOOSE / R-SVの特徴
左の図は、IEC 61850で定義されている各種プロトコルを示しています。
Xelas EnergyのR-GOOSEとR-SVの特徴は以下の通りです。
メッセージはUDP上でマルチキャストされ、パブリッシュ/サブスクライブモデルのコネクションレス・ロジックを維持します。
Xelas Energy製品群は、R-MSVCBおよびR-GoCBコントロールブロックを完全サポートしています。
・メッセージは変電所以外にも、IPネットワークで通信可能な場所にルーティングできるようになりました。
・GOOSEとSVのXelas Energy 62351-6セキュリティを実装することでルーティングメッセージに強固なセキュリティを適用することができます。
・Xelas Energy製品群は、61850-90-5規格で導入されたSCL追加およびUDPCOMADDRと互換性があります。
新しいR-SVの実装は、UCA IUG 61850-9-2LEの定義と互換性があり、既存のMSVCBに代わってR-MSVCBコントロールブロックが採用されています。
Xelas Energyサーバー(またはサーバーシミュレータ)は、R-GOOSEまたはR-SVのパブリッシャーまたはサブスクライバーとして稼働します。
Xelas Energyクライアントは、R-GOOSEまたはR-SVのサブスクライバーとして稼働することができます。
R-GOOSEおよびR-SVは、以下のプラットフォームでプラグインとして利用できます。
・Windows、Linux
・VxWorks、Embedded Linuxを含む組込みOS
お問合せは、: info@xelasenergy.com